煉くんが我が家の一員になったのは2020年の梅雨。近所のボス猫をしばらく見かけないと思ったら、弱り切った姿でうちの中庭に現れるようになりました。
状態は酷く、見るからにエイズ中期以降。自信に満ち溢れた姿は見る影もなく、異臭を放ち痩せこけてボロボロでした。死臭を放っていたので、夏は越えられないだろうと感じながらも、うちには既に3匹の愛猫がいましたし、「これは盛者必衰の理、自然摂理」と自分に言い聞かせていました。
ところが、彼が弱弱しく中庭に現れるたび、強く美しかった頃の姿が思い出され、胸を締め付けるように。何度か見た死闘、命がけの表情。雌猫を追いかけ回し、懸命にひた走る姿。細いフェンスの縁を悠々と闊歩する、もふもふのニャン玉そのうしろ姿の愛らしさ。時には網戸にへばり付き我が家のニャンズを恫喝していたり、時には庭にマーキングして私に怒鳴られたり、時には時間を共有するかのように中庭で昼寝をしたり。いつも声かけだけの軽い顔見知り、何年もそういう間柄だったのです。だったはずなのに、、、なんでこんなに辛いんだ !!! と思っていたら、家族も全く同じ気持ちでいたことが判明したんですね、満場一致で家族に迎えることができました。
病院では、エイズの診断と内耳が腐っており聴覚ほぼゼロという事がわかりました。自然治癒力を最大限に引き出さねば!という想いから、猫の食性や栄養学を再考しているうち、プライムケイズに辿り着くことができました。市場で手に入る全てを試しましたが、プライムケイズの商品を超えるものはないという結論にいたっています。特に骨髄たっぷりの骨のすり身は薬の心配もなく唯一無二の商品で、 本当に助かっています。お蔭さまで、獣医さんから「切除以外ない」と断言されていた人間の両親指大に肥大したリンパ節は、いまでは消失しています。全部です。リンパ切除なんて短絡的で恐ろしいこと、、、諦めず、煉の生命力を信じて良かった!完全生肉食にしておおよそ三ヶ月で左のリンパが元に戻り、右側は半分程度残っており、流石に無理だろうなぁと思っていましたが、それからまた三ヶ月経った頃に完全消失。愛猫の自己治癒力を引き上げたいと願う猫飼いの方へ、少しでも参考になればと思います。
そして今は、家族の声もしっかり耳に届いています。少し遠くはありますが。「錬くん」「あそぶ?」「まんまたべよーか」「おやちゅ」ぜんぶ彼の大好きな音です。歯が抜け落ちるステージの難治性口内炎もあったので全額抜歯こそしましたが、以来状態はすこぶるいいです。最初の冬は体調を崩し、やっぱりエイズの子は弱いなと思っていましたが、翌年からはずっと季節の温暖差で体調を崩すなんてこともありません。他の子と全く同じ。うちは空調をなるだけ自然にあわせているにも関わらず、とにかく体調を崩さない。他にも腎臓関連のミラクルが起きているのですが、もう結構な長文となっているため割愛します。
とにかく毎日、エイズなんてうそのように元気です!
プライムケイズは錬くんの命の恩人です。この場を借りて、深く御礼申し上げます m(_ _)m
良質な骨髄の入手はほんとうに困難です。錬くんは歯がないので、骨ごとすり身パラパラミンチは生命線で、とても有難く思っています。どうかどうか途切れなく商品が購入できますように、、と切実に思っています。(1年分を先に購入予約とかシステムができればなぁ:願)
これからも末長く、どうぞよろしくお願いいたします。